先月は引越しで忙しかったのと、引越しに伴ってインターネット環境の準備が必要になったのとでなかなか更新するタイミングがなかったのです。
今日ちょうどひかり回線の工事をやって貰ったので、引越し後に使っていたインターネット環境(無線)と固定回線のメリット・デメリット等を比較してみようと思います。
引越し直後の接続環境
引越し直後、固定回線の手続きなどまったくやっていないので、まずは携帯電話の3G回線を使いました。
これが、かなり弱い。今の部屋は、周囲に背の高い建物があまりないどちらかというと開かれた場所にあるのですが、携帯のアンテナは1本しか立たず、酷いと圏外になります。端末の制約もあってあまり重いサイトは見に行かないので、ブラウザを開いている最中に電波が途切れる分にはそれほど困らないのですが、電話が途切れて敵わないです。それこそひかり回線を引くためのあれこれでみかかの方の電話している時などは、ひとつの用件が終わるごとにぶつんぶつんと切れる始末です。
個人でどうにかできるのであれば、改善したいところ。
その後使ったのは、寝かせておいたe-mobileの回線でした。
ついこの間2年契約が切れた時に、維持費0円で使った月だけ課金されるプラン(2年縛りを終えると移ることができるらしい)に切り替えて放って置いたものです。
速度についてはまあ、リッチコンテンツを埋めまくった今時のサイトをみようとしなければ何とかなるレベル。これを使って、Try WiMAXの申し込みやら、不足していた家具の申し込みやらを行いました。
#近くの家電屋でTry WiMAXを取り扱っているようなので、ネットで申し込む前にそちらへ行ったのですが、人気があって貸し出し用端末が在庫切れとのこと。無線ルータになる端末が残っていれば良いなーなんて考えていましたがそれ以前のお話でした。
Try WiMAXのセットが届いてからの接続環境
届いたTry WiMAXセットに入っていたのは、USBポートに挿して使うタイプの端末でした。
手元にあったWindows XP Home SP3と、Windows 7 Professionalのパソコン両方で試したところ、どちらも問題なく接続可能。速度はe-mobileより上で、下りの最高は5Mbpsといったところ。ニコ動あたりは特にストレスを感じずに見ることができました。さらに、この2週間の試用期間中、接続が突然切れるようなことも全くなく、安定性のなかなかのものでした。個人的な感想としては、十分固定回線の代替になりうる使い勝手といえます。
……なのですが、結局固定回線を引くことにしました。
理由は幾つかあって、
- 無線端末にすると速度が落ちるかもしれない ⇒今は、少なくともWiMAX端末とPCは直接繋がっていますが、無線端末にするとここも無線になるので、遅くなりそう。
- 無線LANルータをWANに繋がないと、一部のデバイスでNASを使えない ⇒固定回線なし=無線LANルータをローカル運用、とすると、無線LANルータのNAS機能にアクセスできない端末があります。これはWiMAXのせいではありませんが……。
- 次の規格がもうすぐ来そう ⇒規格自体がというより、その規格に対応した端末がといった方がより正確な理由になるかも知れません。
といったところです。
固定回線を引いてからの接続環境
今までと同じ接続方法ですが、ハイスピードタイプということで下り速度の理論値が前に住んでいたところの倍になっているようです。
例によってスピードテストを行ったところ、下りの速度は90Mbpsほど出ました。前のところは30Mbpsほどだったので大分速くなっています。流石ハイスピード。
試しにひかりポータブルも頼んでみたので、980円のイオンSIMと合わせて運用する予定です。
携帯でのネット閲覧をこれに集約できれば、一月あたり2000円ほど節約できる計算(ISフラット使用料-ダブル定額使用料下限+イオンSIM980円+ひかりポータブル使用料300円)なのですが、果たしてどうなることやら。