「”ローカルエリア接続”には有効なIP構成がありません」への対処

この記事は古いです。
移転先で焼き直し版の記事Link を書きましたのでそちらをご参照ください。

なお、この記事で書いている対処方法は「デフォルトゲートウェイを明示的に指定する」というものです。
この方法でも問題は解決すると思いますが、手順が煩雑なのであまりおすすめしません。

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買い物のために外出して数時間。
家に戻ってパソコンをスタンバイ状態から復帰させたら、インターネットに繋がらなくなっていました。

ダメもとでWindowsのトラブルシューティングを試してみて、まずはルータを再起動するように言われたのでその通りに操作しました。
ルータが立ち上がった頃を見計らってネットワークアダプタの無効化⇒有効化などを試してみたものの、結局何も変わらずです。
その後は、ひたすら「”ローカルエリア接続”には有効なIP構成がありません」と言われ続けていたのですが、対応策が付記されていないのでどうしようもありません。
試しに別のパソコンを立ち上げて無線LANで繋げてみたところ、何の問題もなく繋がりました。つまりルータもルータの先にあるネットワークも正常で、自分のデスクトップパソコンのみが接続できない状態です。何の嫌がらせだ。

コマンドプロンプトで「ipconfig /all」を打つと、何故かデフォルトゲートウェイが空になっています。
ここを設定してやればいいんじゃないかと思いついて、ネットに繋がる方で設定値を調査しました。方法はやはりコマンドプロンプトで「ipconfig /all」。ここで表示された内容のうち、無線LANの接続で使っている情報を、ネットに繋がらない方のパソコンで設定します。

設定は、「コントロールパネル」⇒「ネットワークと共有センター」の画面左「アダプターの設定の変更」でLAN用の設定(うちの環境では「ローカルエリア接続」)を右クリックし、「プロパティ」を選択し、ずらーっと出てくる項目の中から「インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」ボタンを押下し、出てきた画面で行います。「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」「優先DNSサーバー」「代替DNSサーバー」は、「ipconfig /all」で調べた値をそのまま転載します。「IPアドレス」は、調べた値の一番右側の数値にプラス2したものを設定しました(調べた値が「123.123.123.123」なら「123.123.123.125」など。プラス2すれば確実というわけではありませんのであしからず。同じLAN内にある他の機器と重複しないようなら、何でも問題ないと思います)。この設定が済めばお仕舞いです。無事ネットワークに繋がるようになりました。

おそらく今回の不具合の原因は、自分のパソコンがスタンバイになっている間に他のパソコンを有線でネットワークに繋いだことです。自分のパソコンで使っていたIPアドレスがそのパソコンでも使われて、そこに重ねて自分のパソコンを起動したためにIPアドレスが重複しておかしなことになってしまった、と……考えたんですが、別にIPアドレスは自動取得に設定してあるし、ルータは一回再起動したし、件のパソコンは自分のパソコンを起動させる前にネットワークから切り離されていたし、とまるで噛み合わないのでやはり違うんでしょう。謎です。

— posted by ravy at 09:39 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

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